「歴史なんて学んでも意味がない」と言うみなさんへ

勉強コラム

昔のことなんて学んでも、
意味ないじゃん。

このセリフ、
今まで数人の小中学生から聞いた。

今日も小学生から聞いた。

逆に考えてみよう。

歴史を知らないと、
困ることってあるの?

1.同じ失敗を繰り返しやすくなる

昔の人も、たくさん失敗している。

戦争、差別、貧困、政治の失敗。

もちろん、
「歴史を知れば絶対に失敗しない」
わけではない。

「こういうことをすると、
 こんな結果になることがある」

と知っておけば、
これから何かを考えるときの材料になる。

過去の失敗を知ることは、
未来の選択肢を増やすことでもある。

2.人の立場を想像しにくくなる

歴史には、
自分とはまったく違う時代に
生きた人が登場する。

この人は、
なぜこんな行動をしたんだろう?

と考える事で、
自分とは違う環境にいる人の立場
を想像する練習
になる。

これは、
歴史の勉強だけに役立つ力ではない。

学校でも、友達との関係でも、
社会に出てからも、
人の立場を想像する力は
とても大切になる。

3.今の当たり前を疑える

今は「普通」だと思っていることも、
昔からずっと普通だったとは限らない。

昔の人が、
「こんな社会を変えたい」
と考えて変えてきたから、
今の当たり前がある。

だから歴史を知ると、

今の社会って、
本当にこのままでいいの?

と考えられるようになる。

歴史は「今の社会の説明書」。

今の社会には、
そうなった理由がある。

たとえば

どうして日本は、
今のような国の仕組みなの?

どうして外国と仲良くしたり、
もめたりするの?

という疑問は、
過去をたどらなければ答えにくい。

歴史を学ぶことは、
過去を覚えるためだけではない。

「今」を理解し、
「これから」を考えるために必要。

「昔のことなんて学んでも意味ない」

そう思ったときこそ、
一度考えてみてほしい。

歴史を学ぶことは、
昔を知ることではなく、
今の自分たちを知ることなのだから。

小野田

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