国語の授業。
文章を通して、
多種多様な考え方に触れ、
その中で自分の意見を持つ。
これこそが、
「国語の授業」の真髄
ではないだろうか。
小学生の国語の授業。
文章を読んだあとに、
口々に感想が出てくる。
「この人とは考え方が合わないな~。」
「私はちょっとわかる気がする。」
「この筆者、こんなこと考えてるの?」
等々。
それが、いい。
説明文を通して、
様々な考え方、主張に触れ、
小説を通して、
自分とは違う生き方をする人々、
自分が生まれる前の時代の人々の暮らし。
そういう「自分とは違う」ものに触れる。
そして、何かしらの感想、意見を持つ。
これこそが、文章を読む醍醐味。
受験生は点数を取ることに意識が向く。
もちろん、入試においてそれは大切。
でも、文章を通して、
新たな出会いもしてほしい。
出会った文章を味わう。
という経験もしてほしい。
と、常々思う。
小野田
学生時代に読んだ本、
講師時代に授業をした文章。
結構、覚えているもんだな~。
私もそろそろ新たな出会いをしたいから、
本屋さんに行かねば。



コメント