今年度の入試が終わり、
生徒たちの気持ちも落ち着いた頃かな。
私の「高校入試」への考え方、
昔と大分変わったみたい。
ここからは少し、私の昔話を。
今の学生講師の働き方と違って、
私の場合、18歳=大学1年生の時から、
クラス授業を任せてもらっていた。
(1年目は中1&中2の国英だったかな)
大学生がクラス授業をする。
これはもう、責任重大。
授業の準備は授業時間の2~3倍かけて、
先輩講師にたくさん研修してもらって、
信頼を得るために保護者に頻繁に連絡。
もちろん、その時間に給料は出ない。
(私の研修をしてくれた先輩も)
給料が出る、出ないなんて、
どうでもよかった。
とにかく英語の成績を上げなきゃ!
そのためなら何でもする!
それが講師の仕事!
っていうマインド。
大学3年生で初めて受験生学年を担当。
その時の高校入試への考え方は、
第一志望に合格することが正義!
不合格を出すなんて、私の力不足!
でも、何年も講師を続けてきて、
教え子の卒業生と昔話をしたりして。
私の考え方もだいぶ変わった。
今は、
英語の成績を上げたい!
やるならやるで全力が面白い!
勉強はできればできるほど、
面白くなることを知ってほしい!
っていうマインド。
成績を上げなきゃ!と
成績を上げたい!って、
同じように見えて、
マインドは全然違う。
高校入試に関しても、大きく変わった。
第一志望に合格しても、
その先の人生が理想通りにいくかは、
その人次第。
第一志望とは縁がなくても、
その先の人生が理想通りにいくかは、
その人次第。
だから、
高校入試は人生の通過点。
そして、後々になって人生の通過点を
「いい思い出」として語れるように、
人生の通過点を全力で通過するのみ!
っていう考え方。
その先の人生は、人それぞれ。
勉強を極めて大学へ行くもよし。
専門技術を磨いて働くもよし。
趣味が高じて仕事に変わることすらある。
だから、面白い。
大学生の頃には理解できなかったことも、
今なら理解できるのである。
長くなりましたが、
受験生のみなさん。
お疲れさまでした!
3年後、5年後、10年後。
みんなにとって人生の通過点は、
どのような思い出に変わっているのかな。
小野田
2連休あると落ち着いて思考を整理できる。
やはりお休みは大切。
そういえば、
今使っている授業用のペン入れ。
大学3年生で初めて受験学年を担当したときの卒業生がくれたもの。
ちなみにその代の生徒たち、卒業するまで私のことを大学生だとは思っていなかったらしい。
「普通に社会人かと思った!」
だって。笑
私としては嬉しい限り。
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